その旅、うまくいくかはいつ決まる?|準備が9割、という私の持論

⌚ 約5分で読めます。次の旅の予定を思い浮かべながら、ご一読ください🍵
✅ 今日の結論
- 旅の満足度は、出発する前にほとんど決まっているというのが私の持論です。
- ただし、全部を決めるのではありません。その日いちばんの目的をひとつだけ、時間まで先に押さえます。
- 健康も同じでした。売り場に立つ前に、勝負はついています。
- 思いがけない幸運は、準備を整えた人のところにこそ、たくさん訪れます。
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月に一度、妻と旅に出ます。二泊、長いときで四泊ほど。日本全国、だいたいのところは回りました。
今月は、利尻島と礼文島です。
子どもが20を超えて、ようやく自分たちの時間が戻ってきました。健康でいられるうちは、これを続けていきたいと思っています。
先にお断りしておきます。この記事は、私の勝手な持論です。偉そうに聞こえたら申し訳ありません。いつもの「裏ラベルの読み方」の話とは、少し毛色が違います。
旅がうまくいくかは、いつ決まるのか
ふと考えたことがあります。旅が成功するかしないかは、いったいどこで決まるのだろう、と。
行く前でしょうか。旅行中でしょうか。それとも、終わってからでしょうか。
もちろん、全部大事です。行く前のプラン作り。旅行中に、もう倒れる直前まで遊び尽くし、食べ尽くすこと。帰ってから写真を見返して、思い出にふけること。どれが欠けても、あの満足感にはなりません。

全部大事なら、順番なんてないんじゃないの?

私もそう思っていた。でも何十回と重ねるうちに、はっきり差が出るところが、ひとつあったんだ。
私は「準備」だと思っています
誤解のないように言うと、私は分刻みの行程表は作りません。事細かに決めるのは、むしろ苦手なほうです。
私がやっているのは、大まかなところを、きめ細かく決めるというやり方です。
具体的には、その日その日の「ビッグイベント」をひとつだけ決めて、それだけは時間まで先に押さえる。残りは、空けたままにしておきます。
現地に行けば、地元の方が思いがけない店や場所を教えてくれます。それは当日の楽しみとして取っておく。空けてある時間は、そのためにあります。
先に決めておくと、何がいいのか
- 迷う時間が減ります。旅先でいちばんもったいないのは、移動時間でも待ち時間でもなく、「どうする?」と相談している時間です。
- お金の見通しが立ちます。使っていい額が分かっていると、現地で気持ちよく使えます。財布の中身を気にしながら歩くのは、もったいない。
- 崩せる余白ができます。決めてあるからこそ、崩しても戻ってこられる。何も決めていないのは自由ではなく、ただの迷子です。
- 連れと期待がそろいます。「今日は何をしたいか」が食い違ったまま出発すると、どちらかが黙って我慢することになります。
- 終わったあとの満足度が違います。狙って行った場所は、記憶の残り方がまるで違うのです。
それでも、思いがけない幸運はあります
ここまで「決めておくこと」ばかり書いてきましたが、正直に申し上げます。旅でいちばん記憶に残るのは、たいてい予定になかったことです。
利尻島のオタトマリ沼に立ち寄ったときのことです。予定にはありませんでした。沼のほとりのお店で、つぶ貝をいただきました。これがめっぽう旨い。
ですが、それ以上だったのがホタテでした。生の、一度も冷凍していないホタテです。
この仕事を25年やってきて、ホタテなど何百個と食べてきました。産地も、値段も、いろいろです。そのうえで申し上げます。あれが、人生でいちばんおいしいホタテでした。
予定表のどこにも書いていなかった一皿です。
人生には、こういう幸運が急に舞い降りることがあります。旅にも、仕事にも、健康にも。
ただ、ここが大事なところです。その幸運は、準備を整えた人のところにこそ、たくさん訪れます。これまでの人生を振り返れば、みなさんもうすうす感じておられるはずです。
あの日、なぜ沼に寄れたのか。その日のビッグイベントが決まっていて、時間が空いていたからです。分刻みで埋めていたら、通り過ぎていました。かといって何ひとつ決めていなければ、そもそもあの島に立ってすらいません。
準備とは、幸運を受け取るための器を用意しておくことなのだと思います。器がなければ、せっかく降ってきても、こぼれて終わってしまいます。

ここからが本題です。健康も、同じでした
25年、健康食品の売り場に立ってきました。そこで気づいたことがあります。
お客様の多くは、困ってからいらっしゃいます。健診の数値が出てから。痛みが出てから。家族に言われてから。
これは、旅先で困ってから調べ始めるのに、とてもよく似ています。
その場で調べると、どうなるか。選べる幅が狭く、値段も比べられず、時間に追われて決めることになります。旅先で「もう、ここでいいか」と入った店のことを、あとから思い出せるでしょうか。
反対に、裏の読み方を知っている方は、売り場での判断がとても早い。手に取って、裏を数秒見て、そっと棚に戻す。あの動きができる方は、その日に決めているのではありません。ずっと前に、決め終わっているのです。
これが、私が「準備がすべて」と申し上げる理由です。

じゃあ、健康の「ビッグイベント」って何なの?

毎日、必ず通る場所。つまり食卓だね。そこに置くものを、まずひとつだけ選び直す。旅と一緒で、全部決めなくていいんだ。
旅で全部の予定を埋めないのと同じで、健康も、いきなり全部を変える必要はありません。
ひとつだけ、裏を読めるようになる。味噌でも、塩でも、油でも構いません。ひとつ読めるようになると、隣の棚も読めるようになります。ここが、旅の準備といちばん似ているところです。
読み方そのものは、こちらにまとめてあります。
健康でいるうちは、続けたい
利尻や礼文は、坂を歩きます。船にも乗ります。
旅は、体力があってはじめて成り立ちます。行きたい場所に行けるかどうかは、その日の運ではありません。それまでの積み重ねで決まっています。
ここも、やはり準備なのです。
私にとって健康は、目的ではありません。まだ行っていない場所へ行くための、準備です。
次の旅は、決まっていますか。
そのとき、行きたい場所を自分の足で歩けるように。準備は、今日の買い物から始まっています。
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この記事を書いた人|ぱきら
健康食品・自然食品の販売現場に立ち続けて約25年。健康食品やサプリメントを主軸に、寝具・化粧品・整水器・補聴器まで、延べ数千点の「健康にまつわる商品」を直接お客様に届けてきました。華やかな広告の裏にある「商品の本当の姿」と、流行に流されない「賢い選び方」をお伝えしています。

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