野菜ジュースの糖質は体に悪い?|「砂糖不使用」でも炭水化物は2倍以上違います

スーパーの棚の前で、野菜ジュースのパックを裏返して見ている手元のイラスト

✅ 今日の結論

  • 野菜ジュースは体に悪い?――悪者ではありません。ただ、「砂糖不使用」「野菜100%」でも、1本の炭水化物は8.7gから19.1gまで、2倍以上違います
  • 甘さの元は砂糖ではなく、果汁と、濃縮した野菜です。表の言葉では見分けられません
  • 選ぶときは裏の栄養成分表示の「炭水化物」を1か所だけ。炭水化物が少ない、トマト中心のタイプを選んでください

⏱ 約3分で読めます。冷蔵庫の野菜ジュースを1本、手元にどうぞ🍅

野菜が足りない気がして、体のために野菜ジュースを飲んでいる。そういう方は多いと思います。

その気持ちは、とても大切です。だからこそ良かれと思って飲んでいる方にこそ、知っておいてほしいことがあります。それが「甘さ」です。

目次

「砂糖不使用」でも、甘さはあります

読者の疑問(?)

砂糖が入っていないなら、甘くないんでしょ?

ぱきら(微笑み)

甘さの元は、砂糖だけじゃないんです

「砂糖不使用」と書けるのは、砂糖やハチミツなどの糖類を加えていないことなど、表示の条件を満たす商品だけです。砂糖を加えないことだけでなく、糖類の代わりになる原材料の使い方などにも条件があります。

ただ、砂糖を加えていなくても、野菜ジュースにはりんごなどの果汁や、たくさんの野菜を濃縮した野菜汁が使われています。甘さは、そこから出てきます。

📖 出典:東京都保健医療局「栄養成分表示(栄養強調表示)」

定番の7本を並べたら、2倍違いました

スーパーでよく見かける野菜ジュース7本を、メーカーの公式ページで調べました(1本200mlあたり)。

📖 比較の出典(2026年9月27日確認):A:8.7g/B:9.3g/C:14.2g/D:16.5g/E:16.4g/F:17.8g/G:19.1g。すべて200mlあたりの炭水化物。各リンクはメーカー公式の原材料・栄養成分表示です。

野菜ジュース7本の1本200mlあたりの炭水化物を比べた横棒グラフ。トマトだけ8.7g、トマト中心9.3g、ほかは14.2〜19.1g
各メーカー公式サイトの栄養成分表示より(2026年9月確認)。7本とも砂糖・ハチミツは使われていません。
答えの合図(!)

野菜のつもりで、角砂糖4個ぶん

いちばん少ないAと、いちばん多いGでは2倍以上。E〜Gは、糖類(糖質のうち、砂糖と同じ仲間の糖)だけで角砂糖4個ぶん前後を、1本で飲んでいることになります(角砂糖1個約3.3gで計算)。

E・F・Gの糖類はそれぞれ13.2g・14.9g・13.9gで、角砂糖1個を3.3gとした換算では約4.0個・4.5個・4.2個です。砂糖をその数だけ加えているという意味ではなく、原料由来の糖類の重さを置き換えた例です。炭水化物には食物繊維なども含まれるため、グラフの数字そのものを角砂糖に換算してはいません。

「野菜だけ」「果汁なし」でも、安心はできません

見てほしいのはDです。果汁はレモン果汁だけで、りんごなどの甘い果物は入っていません。それでも炭水化物は16.5gありました。

Dは1本に野菜350g分を使っています。それだけの野菜が1本にまとまれば、野菜に含まれる糖も1本に集まります。

だから、原材料名を見て「野菜だけだから大丈夫」とは言えません。数字を見るしかないのです。

裏の「炭水化物」を、1か所だけ見てください

栄養成分表示の中で、炭水化物は表示が義務づけられている項目です。「糖質」は書くかどうかがメーカーに任されていますが、炭水化物ならどの商品でも比べられます。

  1. パックの裏の、栄養成分表示を見る
  2. 「1本(200ml)あたり」になっているか確かめる(100mlあたりなら2倍にする)
  3. ほかの商品と比べて、炭水化物が少ないものを選ぶ

📖 出典:東京都保健医療局「栄養成分表示(表示方法)」――炭水化物は表示が義務の5項目のひとつ

ぱきらは、トマト中心の野菜ジュースを選びます

今回の7本では、トマト中心の2本(AとB)が8〜9g台。ほかはすべて14gを超えていました。

同じ「野菜ジュース」なら、甘さの少ないほうを毎日の1本にする。体のために飲むのですから、私はそちらを選びます。

あわせて、「食塩無添加」と書かれているかも見ておくと安心です。

今日からできること

  • 冷蔵庫の野菜ジュースを1本裏返して、炭水化物の数字を見る
  • 次に買うときは、炭水化物が少ない、トマト中心のものを選ぶ

「砂糖不使用」「野菜100%」という表の言葉より、裏の数字。これが、ぱきらヘルスでいつもお伝えしていることです。

※本記事は、メーカーの公表情報と公的機関の資料をもとにまとめたものです。特定の商品の優劣や、病気の予防・治療の効果を示すものではありません。栄養成分は商品の改良などで変わるため、選ぶ際は手に取った商品の表示をご確認ください。糖尿病などで食事の指導を受けている方は、主治医や管理栄養士にご相談ください。

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ぱきら

この記事を書いた人|ぱきら

健康食品・自然食品の販売現場に立ち続けて約25年。健康食品やサプリメントを主軸に、寝具・化粧品・整水器・補聴器まで、延べ数千点の「健康にまつわる商品」を直接お客様に届けてきました。華やかな広告の裏にある「商品の本当の姿」と、流行に流されない「賢い選び方」をお伝えしています。

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この記事を書いた人

25年間現場で「健康の正体」を見極めてきた目利き
はじめまして。健康業界の現場に立ち続けて約25年。自然食品、健康食品やサプリメントを主軸に、寝具全般、化粧品、補正下着、整水器に、インソール、健康ジュエリー、空気清浄機から補聴器まで、延べ数千点に及ぶ「健康にまつわる商品」をは幅広いジャンルで直接お客様に届けてきました。

私がこの四半世紀で学んだこと。それは、「華やかな広告やマーケティングの裏にある、商品の本当の姿」です。

世の中には「国産=安心」「高価=高品質」というイメージが溢れていますが、現場で多くのお客様の体調の変化や原材料の真実を見てきた私には、別の景色が見えています。何を食べるか、何を使うか以上に大切なのは、情報に惑わされず「自分に本当に必要なもの」を【正しく選ぶ力】です。

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