かつお節といわし節の違い|カルシウムは約20倍。毎日のおだしの選び方

⏱ 約4分で読めます。かつお節といわし節の違い、今日のおだしと見くらべてみてください🍵
✅ 今日の結論
- 「節」はかつお節だけではありません。さけ節、タラ節、あご節、そしていわし節があります。
- かつお節といわし節の大きな違いはカルシウムです。かつお削り節46mgに対し、いわし削りぶしは900mg以上(100gあたり)。約20倍です。
- 数字はすべて文部科学省の食品成分データベースなどで確認できます。記事内から元データへ直接飛べます。
- 毎日使うものだからこそ、この差は積み重なります。
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「おだしは、何で取っていますか?」
そうお尋ねすると、たいてい返ってくる答えは「かつお節」です。
でも、健康商材の現場に25年立ってきた私が、毎日使うならとおすすめしているのは——いわし節です。
今日は、その理由をお話しします。
「節」は、かつお節だけではありません
削り節の棚を、じっくり見比べたことはありますか。
実は「節」には、こんなにたくさんの種類があります。
- かつお節
- さけ節
- タラ節
- 鰆(さわら)節
- あご節(とびうお)
- マグロ節
- いわし節
それぞれ、味も、香りも、値段も違います。

あなたは、何を基準に選んでいますか?

おだしって、かつお節じゃないの?

実はね、いろんな種類があるんだよ
節を選ぶとき、こんな基準で選んでいませんか。
- 旨いかどうか
- 高価か、安価か
- 色がきれいかどうか
- 香りがいいかどうか
どれも大切なことです。料理をおいしくするための基準として、何も間違っていません。
でも、ここで一度だけ、立ち止まって考えてみてほしいのです。
あなたが身体に積み重ねたいのは、何ですか?
おいしいものを食べたときの、あの幸福感。食べることを生きがいにしている私自身、それがどれほど大切かは、よく分かっているつもりです。
ただ、その幸福は、一杯ごとに満たされて、また次の食卓へと続いていくものです。
それとは別に、身体の中には、食べたものが静かに残っていきます。何十年もかけて、少しずつ積み重なっていく。
——だとしたら。毎日積み重ねたいのは、健康ではないでしょうか。
カルシウムがいちばん多いのは、いわし節

えっ、いわしなの?

小さい魚を、骨ごと丸ごと使うからね
これだけ種類がある節の中で、カルシウムがいちばん多いのは、いわし節です。
理由は、いたってシンプルです。
かつお節やマグロ節は、大きな魚の「身」の部分を使います。それに対していわし節は、小さな魚をまるごと使う。頭も、骨も、一緒に。
同じ「節」という名前でも、使っている部分が違えば、中身も変わってくるのです。
数字で見ると、これだけ違います
「本当にそんなに違うの?」と思われるかもしれません。公的なデータで確かめてみましょう。
| 種類 | カルシウム (100gあたり) | ひとつまみ (5g)あたり | 出典 |
|---|---|---|---|
| かつお節 | 28mg | 約1.4mg | 食品成分DB 10091 |
| かつお削り節 | 46mg | 約2.3mg | 食品成分DB 10092 |
| いわし削りぶし | 900mg以上 | 約45mg以上 | 削りぶし協会 |
| (参考)いわし煮干し | 2,200mg | 約110mg | 食品成分DB 10045 |
同じ「ひとつまみ」を使っても、いわし削りぶしとかつお削り節では、およそ20倍の差があります。
なお、さけ節・タラ節・鰆節・マグロ節については、公的な成分表に個別のデータが見当たりませんでした。ただ、いずれも大きな魚の「身」を使う節です。骨ごと丸ごと使ういわし節とは、そもそも土俵が違うのです。
毎日のことだから、効いてきます
おだしは、毎日のものです。
お味噌汁に、煮物に、うどんのつゆに。一回に使う量は、ほんのひとつまみかもしれません。
でも、それが毎日、何年も続くとしたら——その「ほんのひとつまみ」の中身が何なのかは、けっこう大きな話だと思いませんか。
味噌のときも、醤油のときもお伝えしましたが、毎日使うものほど、選び方が効いてきます。
だから、いわし節を使ってください
香りの華やかさなら、かつお節に軍配が上がるかもしれません。上品で高級な節も、たしかにあります。
それを否定するつもりは、まったくありません。お客様をもてなす日には、香り高い一番だしを取ればいいと思います。
でも、毎日の、普段のおだし。そこに何を選ぶかと聞かれたら、私の答えはいつも同じです。
「節を使うなら、いわし節」
今日、削り節の棚の前に立ったら、少しだけ端のほうも見てみてください。毎日の小さな選択こそが、身体への積み重ねになります。
参考:私が見かけた、いわし削り
「どこで買えばいいの?」と聞かれることが多いので、ひとつ例を挙げておきます。原材料がいわしだけのものを選んでください。
※商品の紹介は一例です。お近くのお店で、原材料表示を確かめて選んでいただくのが一番です。
※本記事は個人の経験と考えに基づくものであり、特定の食品の効果を保証するものではありません。魚アレルギーのある方や、食事制限を受けている方は、かかりつけ医にご相談ください。
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この記事を書いた人|ぱきら
健康食品・自然食品の販売現場に立ち続けて約25年。健康食品やサプリメントを主軸に、寝具・化粧品・整水器・補聴器まで、延べ数千点の「健康にまつわる商品」を直接お客様に届けてきました。華やかな広告の裏にある「商品の本当の姿」と、流行に流されない「賢い選び方」をお伝えしています。

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